国の天然記念物である花菖蒲の原種「ノハナショウブ」が群生している場所!

ここに群生するショウブは、現在栽培している花菖蒲の原種「ノハナショウブ」で、平野に群生しているものは珍しく、昭和11年(1936年)12月16日に国の天然記念物に指定されました。
この花を俗に「どんど花」といい、古代にはこのあたり一面に群生し、花期になると「紫の雲がたなびくように、たいへん美しい眺めで、伊勢参宮客の目を楽しませた」と古文書に記されています。
毎年5月下旬〜6月上旬に咲く紫紺の花は、昔の面影を残しながら、訪れる人の目を楽しませてくれています。また、ノハナショウブ終了後、6月〜9月にかけてノカンゾウやナガボノワレモコウといったこの辺りでは珍しい花が咲きます。
所在地 | 〒515-0321 三重県多気郡明和町斎宮 字蛭ノ沢1817 | |
見頃 | ノハナショウブ:5月下旬〜6月上旬 ノカンゾウ・ナカボノワレモコウ:6月〜9月 |
コメント