坂本古墳群

明和近辺発展のはじまりになった可能性を紐解ける遺跡!!!

 明治41年(1908)まで、斎宮歴史博物館南の森の中に位置していた旧竹神社の跡地です。当時を偲ぶ、荘厳な石碑が立てられています。坂本古墳群は、平成8年に発掘調査が始まり、前方後方墳の1号墳から金銅装頭椎大刀(こんどうそうかぶつちのたち)が発見されたことで、話題になりました。その後、金銅装頭椎大刀は平成13年3月27日に県指定文化財に、坂本古墳群は平成16年1月19日に県指定史跡となりました。明和町では、平成26年度から史跡整備を開始し、平成29年度に完成しました。
 1号墳に葬られていた人はこの地域の王様のような存在であり、当時の最高権力である大和朝廷とも密接な関係をもっていた事がわかりました。このような人の存在が、斎宮寮という国家的な組織が造られるきっかけになったのかもしれません。

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